2008年6月23日月曜日

Movable TypeをXAMPPへインストール

結論から言うとXAMPPのPerlアドオンだと動作(スタイルの汎用テンプレートなど)やインストールがうまくいきません(mt-staticが見つからない)。ActivePerl単体をインストールすることが必要です。場合によってはレジストリを編集する必要があります。DBはXAMPP付属のMYSQL、OSはVistaとXP、MTMT4.0MT4.1MTOS4.1(Movable Type Open Source)で確認しています。

1. ActivePerlをインストールする。

http://www.activestate.com/store/download.aspx?prdGUID=81fbce82-6bd5-49bc-a915-08d58c2648ca

ActivePerl5.8 か5.10のMSIパッケージをダウンロードして、すべてデフォルトでインストールしてください。

次にPPMでDBD-Mysqlをインストールします。

コマンドプロンプトを開いて

c:\Perl\bin\ppm install DBD-mysql

を打ち込んでください。

※会社などでProxy経由の環境の場合は

set HTTP_PROXY=foo.bar.com:8080(環境に合わせてください)

をppmコマンド実行前に打ち込んでおいてください。

2. http.confを編集

c:\xampp\apache\conf\httpd.confを開いて

#ScriptInterpreterSource registry

の行の#を消してください。

3.  ファイルの関連付けを設定する。

拡張子が.cgiのファイルを右クリックして

常にこのプログラムに実行にチェックをつけて、c:\Perl\bin\perl.exeに関連付けてください。

4. いったん確認

さて、ここでウィンストールウィザードがうまく動くか確認してください。ここまでの作業でうまく行く人もいます。mt-staticが見つからないとかで、起こられてしまう人、うまくいかない場合は次の手順を踏んでください。

4. 仕方なくレジストリの編集(ファイルの関連付け)

コマンドプロンプトにregeditと打ち込んでレジストリエディタを起動してください。

万が一のためにメニューの「ファイル」からエクスポートしておいてください。

さて、HKEY_CLASSES_ROOTいかに.cgiという項目があるはずです。

私の場合はそのデータの値が"cgi_auto_file"でした。

その場合は[HKEY_CLASSES_ROOT]->[cgi_auto_file]->[shell]->[open]->[command]の値を"c:\perl\bin\perl.exe" "%1"にします。

これで再度インストールウィザードを実行すればうまくいくはずです。

 

まとめ

.cgiのファイルの関連付けをすでにしている場合などで、頑張って関連付けを再度しなおしても無駄のようです。これで結構はハマりました。レジストリの編集が必要でした。

他にも

#ScriptInterpreterSource registry

をコメントアウトして

Mtのフォルダのすべての.cgiファイルの一行目を#!/perl/bin/perl.exe

とする方法もあります。